生産者 オリヴィエ・カルル
アルザスの中心都市であるストラスブールとコルマールを結ぶワイン街道の中程に位置する村、「ダンバッハ・ラ・ヴィル」にあるドメーヌ。
ダンバッハは、ローマ時代よりぶどう栽培が行われている伝統ある村で、一番の特徴は花崗岩の土壌にある。この花崗岩が、ワインに華やかさをもたらす。
また、とても乾燥した気候で、アルザスの特徴でもあるボトリティスが殆ど付かないことから、ぶどうの成熟期にじっくりと健全にぶどうが完熟する。辛口ワインの生産には非常に向いたテロワールであると云えるだろう。
現在ワイン造りを行うオリヴィエは7代目で、20世紀初頭、祖父母の代では羊飼いをしたり、家畜を飼ったり、野菜の栽培をしたりしながら、ぶどう栽培を行いワインを造っていた。元々は造ったワインを樽に詰めて売っていたが、1923年、当時としてはとても珍しかった、瓶詰めで販売することを始めたところ、地域のレストランでとても好評となった。
1960年代には、父アンドレが品質の高いワインを瓶詰めし、ドメーヌに人を招き試飲会を開催したところ、多くの人が集まるようになった。
オリヴィエは2000年からドメーヌの仕事に携わり、2004年19歳の時にワイン造りを父アンドレから継承。そして完全に有機栽培に移行し、2015年ヴィンテージからラベル上にも「AB認証」と「エコセール認証」を表示し始めた。
またオリヴィエはヴァン・ナチュールの取り組みも始め、2015年ヴィンテージで初めて酸化防止剤を一切使用しないキュヴェを造り出した。その働きが評価され、2016年からはビネール率いるピルーエットのワインも醸造。
オリヴィエは一部の例外を除いて、現在亜硫酸(SO2)を添加しないワイン造りを貫いている。それにもかかわらずオリヴィエのワインがこれ程までにエレガントで安定している理由は、時間を掛け、ワインが美味しくなるまでじっくりと待つ、ここに尽きるだろう。
ダンバッハは、ローマ時代よりぶどう栽培が行われている伝統ある村で、一番の特徴は花崗岩の土壌にある。この花崗岩が、ワインに華やかさをもたらす。
また、とても乾燥した気候で、アルザスの特徴でもあるボトリティスが殆ど付かないことから、ぶどうの成熟期にじっくりと健全にぶどうが完熟する。辛口ワインの生産には非常に向いたテロワールであると云えるだろう。
現在ワイン造りを行うオリヴィエは7代目で、20世紀初頭、祖父母の代では羊飼いをしたり、家畜を飼ったり、野菜の栽培をしたりしながら、ぶどう栽培を行いワインを造っていた。元々は造ったワインを樽に詰めて売っていたが、1923年、当時としてはとても珍しかった、瓶詰めで販売することを始めたところ、地域のレストランでとても好評となった。
1960年代には、父アンドレが品質の高いワインを瓶詰めし、ドメーヌに人を招き試飲会を開催したところ、多くの人が集まるようになった。
オリヴィエは2000年からドメーヌの仕事に携わり、2004年19歳の時にワイン造りを父アンドレから継承。そして完全に有機栽培に移行し、2015年ヴィンテージからラベル上にも「AB認証」と「エコセール認証」を表示し始めた。
またオリヴィエはヴァン・ナチュールの取り組みも始め、2015年ヴィンテージで初めて酸化防止剤を一切使用しないキュヴェを造り出した。その働きが評価され、2016年からはビネール率いるピルーエットのワインも醸造。
オリヴィエは一部の例外を除いて、現在亜硫酸(SO2)を添加しないワイン造りを貫いている。それにもかかわらずオリヴィエのワインがこれ程までにエレガントで安定している理由は、時間を掛け、ワインが美味しくなるまでじっくりと待つ、ここに尽きるだろう。
Riesling Car la Nature est Belle
LF4701-22 白
リースリング・カール・ラ・ナチュール・エ・ベル
リースリング・カール・ラ・ナチュール・エ・ベル
品種：リースリング100％
22は太陽に恵まれた年。南東向き斜面、砂質花崗岩土壌に植わる樹齢45年のぶどう。全房を即圧搾、ごく軽くデブルバージュ実施。野生酵母の働きで自然に発酵させ、100年以上前から使われているフードル(大樽)にて熟成、SO2は瓶詰め時に僅かに添加(総亜硫酸15ml/L、遊離亜硫酸8ml/L)。
やや緑掛かったレモンイエローの色調。現段階で若干とろみあり。黄桃や柑橘など黄色果実の風味豊かで、バニラのようなニュアンスもある。丸みある口当たりで、黄色果実が口中に広がる。黄桃のコンポートに火打石の様なミネラル感、程よい酸とほんのりとした苦みがあり調和した味わい。
キュヴェ名は”la Nature est Belle”（自然は美しい）の文頭に、自分の苗字である”Carl”をくっつけ”Car la Nature est Belle”(だから自然は美しい）とした言葉遊び。
22は太陽に恵まれた年。南東向き斜面、砂質花崗岩土壌に植わる樹齢45年のぶどう。全房を即圧搾、ごく軽くデブルバージュ実施。野生酵母の働きで自然に発酵させ、100年以上前から使われているフードル(大樽)にて熟成、SO2は瓶詰め時に僅かに添加(総亜硫酸15ml/L、遊離亜硫酸8ml/L)。
やや緑掛かったレモンイエローの色調。現段階で若干とろみあり。黄桃や柑橘など黄色果実の風味豊かで、バニラのようなニュアンスもある。丸みある口当たりで、黄色果実が口中に広がる。黄桃のコンポートに火打石の様なミネラル感、程よい酸とほんのりとした苦みがあり調和した味わい。
キュヴェ名は”la Nature est Belle”（自然は美しい）の文頭に、自分の苗字である”Carl”をくっつけ”Car la Nature est Belle”(だから自然は美しい）とした言葉遊び。
Barbe à Bulles
LF4703-22 泡・白
バルブ・ア・ビュル
バルブ・ア・ビュル
ぶどう品種：リースリング50％、ゲヴュルツトラミネール30％、ミュスカ20％
’22は太陽に恵まれた年で雨も少なかった。樹齢30-45年、砂質花崗岩とポロポロした粘土土壌、南・南東・南西向き斜面の区画。全房をプレスしデブルバージュは僅かのみ。野生酵母の自然な働きで発酵させ、SO2の添加はなし。
アプリコットの濃い色調で濁りあり、泡も比較的豊か。黄桃やアプリコットの熟した果実香に、金木犀の華やかな香りが続く。ネクターの様に濃厚な口当たりで、泡がプチプチと心地よい。レモンや夏ミカンなど皮の苦みを感じる豊かな柑橘果実と、引き締まった酸がゴージャスな味わいで、豊かなミネラルと調和したタンニンが引き締めてくれる。
’22は太陽に恵まれた年で雨も少なかった。樹齢30-45年、砂質花崗岩とポロポロした粘土土壌、南・南東・南西向き斜面の区画。全房をプレスしデブルバージュは僅かのみ。野生酵母の自然な働きで発酵させ、SO2の添加はなし。
アプリコットの濃い色調で濁りあり、泡も比較的豊か。黄桃やアプリコットの熟した果実香に、金木犀の華やかな香りが続く。ネクターの様に濃厚な口当たりで、泡がプチプチと心地よい。レモンや夏ミカンなど皮の苦みを感じる豊かな柑橘果実と、引き締まった酸がゴージャスな味わいで、豊かなミネラルと調和したタンニンが引き締めてくれる。
AOC Crémant d'Alsace, Extra Brut
LF4706-19 泡・白
ＡＯＣ クレマン・ダルザス、エクストラ・ブリュット
ＡＯＣ クレマン・ダルザス、エクストラ・ブリュット
ぶどう品種：オーセロワ70％、ピノ・ブラン20％、シャルドネ10％
’19は太陽に恵まれた年であると同時に、酸もしっかり残ったグレートヴィンテージ！樹齢30年、東向き、砂質花崗岩とポロポロした粘土土壌の区画。全房を即プレス、野生酵母の働きで自然に発酵、SO2の添加はなし。
色付きのよいイエローの色調、泡はとても細かく持続的。白や黄色の花、ポンカンなど黄色果実に柑橘の白いシブ、熟成感を感じさせる複雑な風味。フレッシュでありながら厚みのある口当たりで、カステラや蜜っぽい風味、熟した奥行きのある酸が感じられ、中身が充実している。ミネラル感も豊かで、これだけ高品質なクレマンは、他に比較できるものが見当たらない史上最高の味わい！
*完売・再入荷予定
’19は太陽に恵まれた年であると同時に、酸もしっかり残ったグレートヴィンテージ！樹齢30年、東向き、砂質花崗岩とポロポロした粘土土壌の区画。全房を即プレス、野生酵母の働きで自然に発酵、SO2の添加はなし。
色付きのよいイエローの色調、泡はとても細かく持続的。白や黄色の花、ポンカンなど黄色果実に柑橘の白いシブ、熟成感を感じさせる複雑な風味。フレッシュでありながら厚みのある口当たりで、カステラや蜜っぽい風味、熟した奥行きのある酸が感じられ、中身が充実している。ミネラル感も豊かで、これだけ高品質なクレマンは、他に比較できるものが見当たらない史上最高の味わい！
*完売・再入荷予定
Car la Nature est Forte
LF4704-22 橙
カール・ラ・ナチュール・エ・フォルト
カール・ラ・ナチュール・エ・フォルト
ぶどう品種：シルヴァネール80％、ミュスカ10％、ピノ・グリ10％
’22は太陽に恵まれ、雨は稀だった年。樹齢25-55年、砂質花崗岩土壌とポロポロした粘土土壌、南・南東・西向きの区画。シルヴァネールとミュスカは全房を即プレス、ピノ・グリは全房で2週間醸し、ブレンドし野生酵母の働きで自然に発酵、100年前の樹の大樽(foudre)にて9か月熟成、SO2無添加。
アプリコットの濃い色調。産毛の生えたアプリコットの豊かな香り、黄色い花やキンカンを感じさせる華やかな香りが印象的。熟したトロトロアプリコットネクターの様な口当たりで、キャラメルのニュアンスも感じられる。ほどよく締まった酸があり、ミネラルの余韻が引き締めてくれるとても魅力的な味わい。キュヴェ名は、「だから自然は強い」に自分の苗字Carlを重ね合わせた言葉遊び。
’22は太陽に恵まれ、雨は稀だった年。樹齢25-55年、砂質花崗岩土壌とポロポロした粘土土壌、南・南東・西向きの区画。シルヴァネールとミュスカは全房を即プレス、ピノ・グリは全房で2週間醸し、ブレンドし野生酵母の働きで自然に発酵、100年前の樹の大樽(foudre)にて9か月熟成、SO2無添加。
アプリコットの濃い色調。産毛の生えたアプリコットの豊かな香り、黄色い花やキンカンを感じさせる華やかな香りが印象的。熟したトロトロアプリコットネクターの様な口当たりで、キャラメルのニュアンスも感じられる。ほどよく締まった酸があり、ミネラルの余韻が引き締めてくれるとても魅力的な味わい。キュヴェ名は、「だから自然は強い」に自分の苗字Carlを重ね合わせた言葉遊び。
Barbe Rousse
LF4702-21 橙
バルブ・ルース
バルブ・ルース
ぶどう品種：ゲヴルツトラミネール100％
南西向き斜面、ポロポロした粘土質土壌に植わる樹齢30年のぶどう。全房でルモンタージュしながら2週間醸し。翌年4月にステンレスタンクに移し、細かい澱と共に6か月熟成し、SO2は一切加せず瓶詰め。アプリコットと紅茶の中間的色調、透明感あり。キンカンやオレンジマーマレード、紅茶の様な印象的な香り。 厚みあるアタックで、豊かな酸と皮のタンニン感が続く充実した味わい。キュヴェ名は、ワインの色を自身の髭の色に例えた言葉遊び。
南西向き斜面、ポロポロした粘土質土壌に植わる樹齢30年のぶどう。全房でルモンタージュしながら2週間醸し。翌年4月にステンレスタンクに移し、細かい澱と共に6か月熟成し、SO2は一切加せず瓶詰め。アプリコットと紅茶の中間的色調、透明感あり。キンカンやオレンジマーマレード、紅茶の様な印象的な香り。 厚みあるアタックで、豊かな酸と皮のタンニン感が続く充実した味わい。キュヴェ名は、ワインの色を自身の髭の色に例えた言葉遊び。
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