生産者 ラファ
セ クスト・エレメントのラファは、バレンシアの伝統的黒ぶどう、ボバルで最高に美味しいワインを生み出す生産者。生産者仲間からも「ミスター・ボバル」と呼ばれている。
ラファは子供の頃、家では常にぶどう栽培がなされており、祖父が自宅でワインを造っていた。20世紀中頃、栽培家たちは農協に収穫したぶどうを販売することで、この地域のワイン産業は一気に発展したが、しかしそれと同時に、農薬の定期的な散布と工業的なワイン造りが広まり、昔ながらの自然なぶどう栽培・ワイン造りは失われてしまった。ラファは、お爺さんが行っていた本来のワイン造りを取り戻し、自然で美味しいワインを生み出すことを模索し始めた。ラファは幼い頃からぶどう栽培の手伝いをしていたが、大学で農業を学びながら町のワイナリーでワイン造りの実習を行う様になった。さらにボバルという品種を研究し、醸造の博士論文も書き上げ、ボバルで最高のワインを表現するようになったのだ!
ラファのワイン造りとは、祖先のノウハウと現在の知識を融合させ、昔のワインのフレーヴァーを再現し、今日の純粋さと完璧さを備えた、実に独特で刺激的なワインを生み出すこと。そのエレガントな味わいをぜひ一度お試しいただきたい。
ラファは子供の頃、家では常にぶどう栽培がなされており、祖父が自宅でワインを造っていた。20世紀中頃、栽培家たちは農協に収穫したぶどうを販売することで、この地域のワイン産業は一気に発展したが、しかしそれと同時に、農薬の定期的な散布と工業的なワイン造りが広まり、昔ながらの自然なぶどう栽培・ワイン造りは失われてしまった。ラファは、お爺さんが行っていた本来のワイン造りを取り戻し、自然で美味しいワインを生み出すことを模索し始めた。ラファは幼い頃からぶどう栽培の手伝いをしていたが、大学で農業を学びながら町のワイナリーでワイン造りの実習を行う様になった。さらにボバルという品種を研究し、醸造の博士論文も書き上げ、ボバルで最高のワインを表現するようになったのだ!
ラファのワイン造りとは、祖先のノウハウと現在の知識を融合させ、昔のワインのフレーヴァーを再現し、今日の純粋さと完璧さを備えた、実に独特で刺激的なワインを生み出すこと。そのエレガントな味わいをぜひ一度お試しいただきたい。
El Romano
LS1601-21 白
エル・ロマーノ
エル・ロマーノ
ぶどう品種:タルダナ80%、マカベオ20%
バレンシアの内陸部、標高800m、粘土質の土壌に植わる樹齢50年の古木。マカベオは9月の初めに収穫し、タルダナは10月の半ばに収穫。それぞれ1日醸した後プレスし、ラファならではの発酵が始まる。通常のアルコール発酵では糖がエタノールに返還されるのみであるが、ラファはより複雑でエレガントなワインとするために、エタノール以外にもグリセロール、ブッタノールその他高級アルコールが生じる醸造を行う。その一つの手法が、先に発酵が始まったマカベオの酵母が含まれるマストを、タルダナに加えて発酵させるという手法だ。2番目の発酵が始まったら、ステンレスと木樽でそれぞれ発酵・熟成を行う。
淡いイエローの色調。洋ナシやメロンの果実風味、マカデミアナッツの香りなど、控えめながら上品な香り。口に含むと程よい厚みとコクがあり、果実と酸・ミネラルの均整の取れた味わい。
バレンシアの内陸部、標高800m、粘土質の土壌に植わる樹齢50年の古木。マカベオは9月の初めに収穫し、タルダナは10月の半ばに収穫。それぞれ1日醸した後プレスし、ラファならではの発酵が始まる。通常のアルコール発酵では糖がエタノールに返還されるのみであるが、ラファはより複雑でエレガントなワインとするために、エタノール以外にもグリセロール、ブッタノールその他高級アルコールが生じる醸造を行う。その一つの手法が、先に発酵が始まったマカベオの酵母が含まれるマストを、タルダナに加えて発酵させるという手法だ。2番目の発酵が始まったら、ステンレスと木樽でそれぞれ発酵・熟成を行う。
淡いイエローの色調。洋ナシやメロンの果実風味、マカデミアナッツの香りなど、控えめながら上品な香り。口に含むと程よい厚みとコクがあり、果実と酸・ミネラルの均整の取れた味わい。
El Romano
LS1601-22 白
エル・ロマーノ
エル・ロマーノ
ぶどう品種:タルダナ60%、マカベオ40%
バレンシアの内陸部、標高800m、粘土質の土壌に植わる樹齢50年の古木。マカベオは9月の初めに収穫し、タルダナは10月の半ばに収穫。それぞれ1日醸した後プレスし、ラファならではの発酵が始まる。
通常のアルコール発酵では糖がエタノールに返還されるのみであるが、ラファはより複雑でエレガントなワインとするために、エタノール以外にもグリセロール、ブッタノールその他高級アルコールが生じる醸造を行う。
その一つの手法が、先に発酵が始まったマカベオの酵母が含まれるマストを、タルダナに加えて発酵させるという手法だ。2番目の発酵が始まったら、ステンレスと木樽でそれぞれ発酵・熟成を行う。
濃い目の色調の黄金色。艶のあるカリンなどのトロピカルフルーツのアロマと程よく熟した洋ナシの上品なニュアンス。
口に含むと初めに高級アルコール由来のアタックは感じるものの、旨味を伴ったコクとグーズベリーのような酸味があり、全く重たく感じさせない均整の取れた味わい。
バレンシアの内陸部、標高800m、粘土質の土壌に植わる樹齢50年の古木。マカベオは9月の初めに収穫し、タルダナは10月の半ばに収穫。それぞれ1日醸した後プレスし、ラファならではの発酵が始まる。
通常のアルコール発酵では糖がエタノールに返還されるのみであるが、ラファはより複雑でエレガントなワインとするために、エタノール以外にもグリセロール、ブッタノールその他高級アルコールが生じる醸造を行う。
その一つの手法が、先に発酵が始まったマカベオの酵母が含まれるマストを、タルダナに加えて発酵させるという手法だ。2番目の発酵が始まったら、ステンレスと木樽でそれぞれ発酵・熟成を行う。
濃い目の色調の黄金色。艶のあるカリンなどのトロピカルフルーツのアロマと程よく熟した洋ナシの上品なニュアンス。
口に含むと初めに高級アルコール由来のアタックは感じるものの、旨味を伴ったコクとグーズベリーのような酸味があり、全く重たく感じさせない均整の取れた味わい。
El Romano, Vino Orange de Paraje
LS1603-22 橙
エル・ロマーノ・オレンジ
エル・ロマーノ・オレンジ
ぶどう品種:タルダナ80%、マカベオ20%
バレンシアの内陸部、標高800m、粘土質の土壌に植わる樹齢50年の古木。名前が表す通り、熟していないタルダナは醸した際にグリーンノートが出やすいブドウ。従って長期間の醸しをするこのワインでは本来のアロマを生かすために可能な限り遅摘みをしたブドウを使用。手摘みで収穫したブドウを30日間醸した後にプレスしフレンチオークにて12か月熟成。醸造中含め一切亜硫酸を加えず瓶詰め。
オレンジがかった濁りある濃い目の黄金色。カリンやキンカンなどの黄色果実のアロマに、ピーチティー、ナツメグなど、ほんのりと甘さを感じる複雑な香り。
熟したニュアンスと酸味のバランスが良く、口に含んだ後に鼻に抜ける果皮のニュアンスも相まり、エレガントなワインに仕上がっている。
バレンシアの内陸部、標高800m、粘土質の土壌に植わる樹齢50年の古木。名前が表す通り、熟していないタルダナは醸した際にグリーンノートが出やすいブドウ。従って長期間の醸しをするこのワインでは本来のアロマを生かすために可能な限り遅摘みをしたブドウを使用。手摘みで収穫したブドウを30日間醸した後にプレスしフレンチオークにて12か月熟成。醸造中含め一切亜硫酸を加えず瓶詰め。
オレンジがかった濁りある濃い目の黄金色。カリンやキンカンなどの黄色果実のアロマに、ピーチティー、ナツメグなど、ほんのりと甘さを感じる複雑な香り。
熟したニュアンスと酸味のバランスが良く、口に含んだ後に鼻に抜ける果皮のニュアンスも相まり、エレガントなワインに仕上がっている。
David&Goliath
LS1602-22 赤
ダヴィデ&ゴリアテ
ダヴィデ&ゴリアテ
ぶどう品種:ボバル100%
バレンシアの内陸部、標高900m、粘土質に植わる樹齢65年のバレンシア伝統品種。ボバルは濃いと思われているが、このドメーヌでは標高の高さ故清涼感を兼ね備えている。通常の醸しは5-10日間だが、ラファは全房で4カ月と驚異的に長期の醸しをしている。その後バリックに移し、1年に渡りジュラで行われている全面的醸造を行う。全面的醸造とは、アルコール発酵と並行してマロラクティック発酵、シュール・リー熟成時のバトナージュを同時に行うというもの。この手法により、リスクはあるが複雑な味わいを得ることができる。
黒真珠を思わせるような濃い色調。良く熟したダークチェリーなどの黒系果実に、シダー(杉)やカカオ、シナモンなど、様々な香りが重層的に押し寄せる。
果実の熟度の高さを感じさせる味わいだが、ホッとする優しさを持つココアのようなニュアンスも持ち合わせた秀逸なワイン。
バレンシアの内陸部、標高900m、粘土質に植わる樹齢65年のバレンシア伝統品種。ボバルは濃いと思われているが、このドメーヌでは標高の高さ故清涼感を兼ね備えている。通常の醸しは5-10日間だが、ラファは全房で4カ月と驚異的に長期の醸しをしている。その後バリックに移し、1年に渡りジュラで行われている全面的醸造を行う。全面的醸造とは、アルコール発酵と並行してマロラクティック発酵、シュール・リー熟成時のバトナージュを同時に行うというもの。この手法により、リスクはあるが複雑な味わいを得ることができる。
黒真珠を思わせるような濃い色調。良く熟したダークチェリーなどの黒系果実に、シダー(杉)やカカオ、シナモンなど、様々な香りが重層的に押し寄せる。
果実の熟度の高さを感じさせる味わいだが、ホッとする優しさを持つココアのようなニュアンスも持ち合わせた秀逸なワイン。
Orange dulce - 500ml
LS1604-19 橙・甘口
オレンジ・ドゥルセ -500ml
オレンジ・ドゥルセ -500ml
ぶどう品種:マカベオ(ビウラ)100%
標高750メートルの粘土石灰土壌に植わるブドウを秋の終わりに手摘みで収穫。250日という驚異的な長さの醸しを行った後、フレンチオークで2年間ゆっくりと時間をかけて発酵・熟成。
鮮やかなアンバーの色調。甘やかなカラメル、ブリュレしたような焦げ感などを伴った上品な味わい。細やかなタンニンも舌に残り他に無いようなユニークな味わいに仕上がっている。
標高750メートルの粘土石灰土壌に植わるブドウを秋の終わりに手摘みで収穫。250日という驚異的な長さの醸しを行った後、フレンチオークで2年間ゆっくりと時間をかけて発酵・熟成。
鮮やかなアンバーの色調。甘やかなカラメル、ブリュレしたような焦げ感などを伴った上品な味わい。細やかなタンニンも舌に残り他に無いようなユニークな味わいに仕上がっている。