フランスの生産者
自然派天国の新星
メリル・クロワジエール
山猫博士

 
”パピヨン”の所在する北ローヌ、アルデッシュは、自然派天国の様な理想郷だ!
元を辿れば自然派ワイン醸造指導者のジャック・ネポールのアドヴァイスの基、1980年ドメーヌを立ち上げた大御所”マゼル”が、自然派天国アルデッシュの起源と云えよう。
そして、マゼルの畑の一部を譲り受けて2010年からヴァン・ナチュールを造り始めた実力者がシルヴァン・ボック。
さらにシルヴァン・ボックの子分的存在が、この”パピヨン"を立ち上げたメリル・クロワジエールだ。

メリルの2人のお祖父さんは共にぶどう栽培家で、幼い時からワインは身近な存在だった。
ある年いつもの様に収穫と醸造の手伝いをしていた時、突如として彼はワインの魅力に憑りつかれてしまった。
以来、ワイン醸造士の国家資格を取得し、マゼルを皮切りに各地でワイン造りの経験を積み、満を持し2012年自身のドメーヌを設立した。
自然派理想郷で脈々と受け継がれ発展してきた、まさに旬の生産者が造り始めた旬のワインです!
畑はすべてビオ。
野生酵母の自然な働きで発酵、濾過・清澄はせず、SO2も殆ど、或いは全く使用しない。

 LF2406-16 白
Q Blanc, Vin de France
Qブラン
ぶどう品種:ユニ・ブラン
清澄せずフィルターにも掛けていないので、少し濁りがある。柑橘の爽やかな果実味でフレッシュ、11.5度とアルコールも低めでアペリティフに最適。
LF2401-16 白
Le Caprice du Chameau, Vin de France
ル・カプリス・デュ・シャモー
ぶどう品種:ヴィオニエ
タンク熟成により、果実味が生き生きとしている。ライチのシロップ漬け、オレンジなど柑橘系の風味がジューシーで食欲をそそる。
LF2402-15 ロゼ
Les Fées Papillons, Vin de France
レ・フェ・パピヨン
ぶどう品種:シラー
1週間早めに収穫したぶどうを即搾汁。ピチピチとしたガスが爽やかで、オレンジやグレープフルーツの果実味軽やかで楽しめるロゼ。フレッシュで実に美味しい。
 LF2403-16 赤
Tous Cousins, Vin de France
トゥー・クザン
ぶどう品種:シラー
除梗して6日間醸し、タンク熟成。熟したダークチェリーのフレッシュな果実味いっぱいの飲み口。SO2は瓶詰め時のみ10mg/L添加。
*次ヴィンテージ入荷待ち
LF2404-15 赤
Chapeau Melon, Vin de France
シャポー・ムロン
ぶどう品種:メルロ
とてもよく熟した味わいで、ブラックベリーなど黒果実系の風味。味わい濃密でヴォリューム感あるものの、スルスルと喉を滑り落ちるスムーズさ。
LF2405-13 赤
Idée Reçue, Vin de France
イデ・ルスュ
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
除梗して21日間醸し、樽熟1年。発酵は1年間続いた。SO2無添加。黒砂糖の様な甘みと、黒果実やなめし皮の風味。
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自然派不毛地帯に突如出現!
シャトーヴァルコンブ
山猫博士

 
ヴァントゥ?自然派ワインの世界に居ると、まず耳にすることのないワイン産地である。
それもその筈、この地には所謂自然派ワイン生産者は居ないといってよい。
ところが、たまたまシャトー・ヴァルコンブのワインを試す機会に巡り合ったのだが、一口飲んで即 "美味しい!” と思った。
生き生きとした果実味、テロワールに由来すると思われるミネラル感、軽やかなテイストに秘められた深みのある味わい。
そして、エレガントなのだ。
これはただのワインではないと思い、いろいろ尋ねてみると、彼らのワイン造りの哲学は自然派そのものではないか、と気づいた。

現オーナーのゲナール夫妻は、元々実業界で活躍していた。
しかし全く別の人生に転換したいと考えた夫妻は、このシャトーを2009年に購入した。
実はこのシャトーはあらゆる面で最高のポテンシャルを持っていたのだった。
ワインの味わいを決定する土壌は理想的な粘土石灰質、平均樹齢は50年以上、ヴァントゥイエという涼しい風が局地的に吹く場所、そして醸造所はポンプに頼らず重力でワインを移動できる造りになっていた。
この恵まれた畑にて収量は30hl/ha以下に抑え、栽培では銅は一切散布せず極少量の硫黄のみ。
醸造は出来るだけシンプルに、瓶詰め時のほんの少しのSO2以外一切加えない。
ヴァントゥにもこんなに素晴らしいワインがある、ということを、自慢して回りたい思いだ!

エピキュールエピキュール
LF2501-14 白
Epicure Blanc, AOC Ventoux
エピキュール・ブラン、AOCヴァントゥ
ぶどう品種:グルナッシュ・ブラン、クレーレット、ルーサンヌ、ブールブーラン
タンク熟成+20%のみ400L樽で2か月熟成。白い花、エニシダなどの香りに、フヌイユのハーブ香心地よく、ミネラリーで透明感ある味わい。
グラン・ヴェルジェグラン・ヴェルジェ
LF2504-14 白
Grand Verger, AOC Ventoux
グラン・ヴェルジェ
ぶどう品種:ヴィオニエ、クレーレット、グルナッシュ・ブラン、ルーサンヌ
レ・オー・ド・ヴァルコンブレ・オー・ド・ヴァルコンブ
 LF2503-15 赤
Les Hauts de Valcombe, AOC Ventoux
レ・オー・ド・ヴァルコンブ、AOCヴァントゥ
ぶどう品種:グルナッシュ、シラー
除梗し粒のままセメントタンクで発酵、熟成11か月。バナナフランベ、熟した赤果実、バニラやクローブのスパイス香、トロリとした濃縮感ある口当たり。そしてミネラル感。この価格からは信じられない充実した味わい。
LF2502-13 赤
Epicure Rouge, AOC Ventoux
エピキュール・ルージュ、AOCヴァントゥ
ぶどう品種:グルナッシュ、カリニャン、シラー
除梗し粒のままセメントタンクで発酵、熟成11か月。熟したダークチェリー、タイムやローリエなどのハーブ香。カカオに熟した赤果実風味が重なり、シナモンのスパイシーな風味、赤肉にミネラル感が混じる複雑な味わい。この価格としては信じられない深遠さがある。
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メンバー紹介
山猫博士

 
コスティエール・ド・ニームでもっとも若い生産者ながら、全くの自然な手法でワインを造りだす期待の新生が登場した!
その名はブリス&エミリー・ボロニーニ。ぶどう栽培家だったお祖父さんの存在が自然と自然や土への敬愛を育んでくれ、高校では栽培と醸造を専攻し上級技術者資格を得た。3 年間働いたドメーヌ・ドゥ・モルティエからは単に職業としてではなく、仕事を通じてワイン造りの哲学を会得した。
そしてその想いを胸に自身のワインを造 るという夢を実現すべく調査し運よく出会ったのがこのドメーヌ!

6世紀から続く農園の畑は、大きな石がゴロゴロ転がる理想的な土壌。
ビオやビオディナ ミで認められている物質以外は一切使用しない徹底した自然栽培を実践し、肥料も施さない。
しかも放し飼いにしている1300頭の羊が畑に生えている草を食み生体系がこの場所で循環するようにするという徹底ぶりだ !
収穫はすべて手摘み、醸造はSO2を添加せず野生酵母にて自然に発酵、テロワール を最大限表現するワインを得るため熟成はセメントタンクにて実施。
栽培にこれだけ手間を掛けるのも、テロワールの特徴を十分兼ね備え、よく熟し最良 のコンディションのぶどうを得る為である。
また、ラングロールのエリック・プフェリングの存在はとても大きいという。
彼の助言により、自分の考え方が間違っていないという確証を持つことが出来、ぶどう樹の同伴者として更にワイン造りの高みに行けると信じている。

 LF1801-14 白
Le B, AOP Costières de Nîmes 
ル・ベー、 AOP コスティエール・ド・ニーム
ぶどう品種:ルーサンヌ30%、グルナッシュ・ブラン30%、ヴェルメンティーノ30%、ヴィオニエー10%
除梗してプレス、24時間デブルバージュ後セメントタンクにて発酵、タンクにて6か月熟成。果実の日に1.5g/HLと極僅かのSO2を加え瓶詰め。ミントのハーブの香りが心地よい力強さあるワイン。
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メンバー紹介
山猫博士

 
アルデシュで素晴らしいワインを造り始めた生産者が出現!
この地で初めてSO2を使用しない自然派ワインを造り始めたのは、ご存じマゼル。
マゼルの ジュラルドが、自分の後継者として太鼓判を押したのがこのシルヴァンなのだ!
シルヴァンは、教師の両親のもとに生まれたが、家のテーブルにはいつも ワインが置かれ、ワインはとても重要な存在だった。
コート・ロティでの収穫体験以来ワイン熱が取り付き、レストランで働く友人からシャーヴやメメといった 素晴らしいボトルを飲ませてもらっていた。

そんな時、収穫時に飲ませてもらったマゼルのワインが何でこんなにぶどうの味がするのに、他のワインはしな いのかに衝撃を受け、自然派ワインの虜になった。
その後マコンで本格的にぶどう栽培とワイン醸造について履修し、2年間マゼルで働いた後、農業学校 の栽培醸造責任者となった。
しかし、除草剤や農薬の使用に耐えられなくなり、再びマゼルの門を叩く。
そしてついに2010年、マゼルの畑の一部をフェル マージュにて譲り受け、兼ねてから念願だった農薬を使用しない自然な、自分自身のワイン造りが始まったのだ。

 LF1605-15 白
l'Equlibriste, Vin de France
レキリブリスト
ぶどう品種:シャルドネ
樽発酵樽熟成9か月。より熟した果実味豊かでゆったりとした味わい。
 LF1606-12/13 白
Le Fruit de la Patience, Vin de France
ル・フリュイ・ド・ラ・パシアンス
ぶどう品種:シャルドネ
長期熟成させた傑出した味わい。
ガメイガメイ
 LF1607-14/15 赤
Reviens Gamay, Vin de France
ルヴィヤン・ガメイ
ぶどう品種:ガメイ
粘土質石灰土壌と、玄武岩の大きな石のある土壌と2つの区画のアッサンブラージュ。マセラシオン・カルボニックにて発酵後、タンクにて熟成。果実味とフレッシュ感があり、スイスイ飲める軽快な飲み口で味わいあり。
ラ・プティット・グットラ・プティット・グット
 LF1612-15 赤
La P'tite goutte, Vin de France
ラ・プティット・グット
ぶどう品種:グルナッシュ
滴り落ちたフリーランだけを寝かして、清澄もフィルターにも掛けず瓶詰めした、アルコール度11.5度と軽やかで醸しも短いスイスイワイン。
ネックネック
 LF1609-14/15 赤
Neck, Vin de France
ネック
ぶどう品種:グルナッシュ 100%
1haは玄武岩、0.6haは石灰質の土壌。Mカルボニック、21日間醸し、ルモンタージュ1度ピジャージュなし、8ヶ月タンクにて熟成、清澄・フィルター掛けずに重力で瓶詰め。
 LF1602-14 赤
Les Grelots Rouge, Vin de France
レ・グルロ・ルージュ
ぶどう品種:グルナッシュ80%、シラー10%、メルロ10%
粘土質石灰土壌。マセラシオン・カルボニック、グルナッシュは21日間シラーとメルロは14日間醸し、発酵初期にルモンタージュ1度ピジャージュなし、9ヶ月タンク熟成、清澄・フィルター掛けず重力にて瓶詰め。
 
 LF1602-13 赤
Les Grelots Rouge, Vin de France
レ・グルロ・ルージュ
ぶどう品種:グルナッシュ1/3、シラー1/3、メルロ1/3
サン・フィリップに植わるグルナッシュとメルロは常にとても良い酸をもたらしてくれ、ヴァルヴィネールに 植わるシラーはどちらかというと骨格と与えてくれる。グルナッシュとメルロはマセラシオン・カルボニック、シラーは手で除梗して発酵。古樽にて10か月熟成上澄みをSO2は一切使用せず瓶詰め。
 LF1610-14 赤
Suck a Rock, Vin de France
サック・ア・ロック
ぶどう品種:メルロ
マセラシオン・カルボニック、14日間の醸し、発酵初期にルモンタージュ1度ピジャージュなし、古樽で10ヶ月熟成、清澄・フィルター掛けず重力で瓶詰め。”サック・ア・ロック”とは”岩を啜る”の意味。アメリカのインポーターがこのメルロを気に入り、ブレンドせず瓶詰めすることを頼んだことに敬意を表して命名。
 LF1604-13 赤
Raffut, Vin de France
ラフュ
ぶどう品種:シラー 100%
1/3は除梗し2/3は全房にて発酵。熟成は樽にて。洗練された赤果実風味。コート・ロティのようなエレガントさがある。熟成によりポテンシャルが現れる偉大なキュヴェ。
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メンバー紹介
山猫博士

コート・ドール出身のフランソワ・サロモンが、2008年コート・ロティで有名なアンピュイにある2.8haの果樹園を取得したのが起源。翌年にはリンゴとアプリコットの樹を引き抜き、自身の手でシラーとヴィオニエを植え、その3年後に初めての収穫をすることになる。そもそもの始まりは、2001年から3年間ヴォーヌ・ロマネにあるドメーヌ・グロにてぶどう栽培の仕事をしたのが契機となり、ワイン造りへの情熱を持つようになった。
ぶどうの植樹に当たってはセレクションマサルで選び抜かれた筋のよい樹を選別し、シラーはチエリー・アルマンに譲ってもらった。栽培はビオ、ビオディナミで活力ある樹を育て、収量を抑え粒の小さいぶどうを収穫する。機械の使用は出来るだけ控え、静かな自然の中でぶどうの樹が伸び伸びと成長できるよう心掛けている。

訪問した2月の朝、急峻な畑一面に深い霧が立ち込め、神聖な気持ちになったことを想い出す。醸造に当たっては、2013年より亜硫酸の使用は一切やめ、全くの自然な造りを行っている。
ある人は彼のワインを飲んでこう語った。
「まるで昔、おじいさんが造ったワインを飲んでるようだ」と。
まさに、昔、当然のように造られていた自然なワインを、今の時代に再現するワインが、ここコート・ロティに誕生した!
何とも嬉しい生産者の誕生です!!! 

 LF4001-14 白
L'Arselle Blanc, VDP Rhodanienne 
ラルセル・白、VDP ロダニエンヌ
ぶどう品種:ヴィオニエ
ミカシスト土壌の"ル・プロン"Le Plompという僅か0.5haの区画。2/3は5年樽にて発酵、1/3はステンレス槽でその内1/3はマセラシオン・ペリキュレールを行い1週間醸し、それぞれ9ヶ月熟成。ブレンド後更に1ヶ月熟成。豊かな果実味と、ピュアな味わい。SO2無添加。3000本生産。
LF4002-14 赤
L'Arselle Rouge, VDP Rhodanienne 
ラルセル・赤、VDP ロダニエンヌ
ぶどう品種:シラー
コート・ロティのリュウ・ディ"ラ・グランド・プラス"La Grande Placeから僅か50mに位置するミカシスト土壌の区画。害虫スズキの影響で70%除梗せざるを得なかった。2/3は5年樽で発酵、1/3はステンレス槽にてそれぞれ9ヶ月熟成後ブレンド。さらに1ヶ月落ち着かせ瓶詰め。SO2無添加。4500本生産。
coterotiecoterotie
 LF4003-15 赤
Côte Rôtie 
コート・ロティ(AOC Côte Rôtie)
ぶどう品種:シラー、ヴィオニエ
1/2は除梗して破砕、1/2はぶどうの房丸のまま発酵。1年間樽熟後、SO2は添加せずビン詰め。やや紫掛かったルビー色。カシスやミュール、プルーンのオードヴィのような香り。とても複雑味がある芯のある味わいで、タンニンというより皮の旨味を感じる。熟成によりどう変化していくのか楽しみなワイン。 
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